こんにちは。私たちは越谷市の実家片付け専門チーム「遺品整理ビーンズ」です。
ここ数年、越谷市の実家片付けの相談増加という実感があります。入退院や施設入居、相続、空き家化の予防など、理由はさまざまです。でも共通するのは、できるだけ負担なく、安全に、気持ちに寄りそって進めたいという事です。
この文章では、「業者に頼むメリット」と「自分で進めるメリット」を整理してお伝えしようと思います。最後に、問い合わせ~申込みがスムーズになるテンプレも具体的にお伝えします。
1. 5W2Hでわかる実家片付けの全体像
Who(だれが関わる?)
- 家族:判断と方針決めを決めます。形見分けや貴重品を管理します。
- 片付け業者:整理品の仕分け・運び出し・保護材の設置・清掃・簡易消臭・車両手配などを行います。
- 必要に応じて:買取店、家電リサイクルの窓口、不動産・解体・ハウスクリーニングなども関わってきます。
What(なにをする?)
- 分類(残す/ゆずる・再利用/資源/処分/危険物)貴重品はご家族の分類、処分予定品は業者に任せるのが賢いやり方です。
- 搬出(通路確保→運搬→積み込み)大きなもの、危険なものもあります。大きなものだけ業者に任せる方法も選択肢の一つになります。ご家族のみで対応する場合は安全を十分確保して少しでも危険と感じたら作業を中止して業者への依頼も検討しましょう。
- 仕上げ(拭き上げ・簡易消臭・写真で確認)
When(いつ動く?)
- 退去や売却、施設入居など期限がある時は早めの計画づくりをして時間に余裕をもってやるのがおすすめです。
- 気温・体調に無理がない午前~日中。学校行事や通勤時間は避けると近隣にもやさしいといえます。。
Where(どこを意識?)
- ご実家の各部屋+玄関・廊下・階段。戸建ての2階などに大量の荷物や、ベランダに植木などが多い場合は階段の往復だけでもかなり大変な作業になります。見積だけでも業者に相談するものいいかもしれません。
- マンション・団地は共用部のルール(台車可否、時間帯)を先に確認。エレベーターの占有が長いとクレームになりやすいです。作業日の事前掲示や管理事務所への報告は必須といえます。団地の階段のみ5階にお住まいの場合などは量に応じて業者検討がよい場合もあるかと思います。
Why(なぜ片付ける?)
- 安全:そのままの状態で空き家にしない。外部からの侵入(人、害獣等)相続や売却の際も余裕をもって作業計画がおすすめとなります。
- 暮らし:まだお住まいになる場合も使う物が取り出しやすくなり、物が減ることで安全安心に暮らしやすくなります。
- 費用:業者に依頼する場合、リサイクルやリユースを積極的に行っているところに相談しましょう。そうすることで処分量が減りやすく総額を抑えられます。
How(どうやって?)
- 写真と寸法で計画→分類→搬出→仕上げ。ご自身たちでやる場合はこちらの流れになっていくことが一般的です。業者に任せるときは必ず現地訪問見積をしてもらいましょう。
- 危険物(電池・スプレー・刃物・薬品・灯油)は必ず別袋・別箱。危険物の処理はそれぞれ違いますので自治体のHPなどでしっかり確認しましょう。他のごみなどに混ぜて捨てると思わぬ事態となってしまうケースもある為注意が必要です。
- 業者に頼む場合は事前説明→合意→近隣配慮→安全作業→写真で確認。現地見積もり、リユースの方向性、総額などが主な判断基準になります。
How much(どのくらい費用?)
- 目安は物量×運び出しの難しさ+必要作業(分解・保護材・清掃)によって変わります。自分たちで何ができるかにもよって費用が変わる場合もあるのでよく相談してみることをお勧めいたします。予算からできることを聞いてしまうのもいいかもしれません。
- 具体の金額は現地条件で変わるため、費用を抑える工夫をこのあとにまとめます。
2. 「業者に頼むメリット」7つ(安心・時短・近隣への配慮まで)
- ケガと故障を避けられる
割れガラス、サビた針、重い家具、カビ臭など、見えない危険にプロ装備で対応。保護手袋・保護めがね・踏み抜き防止靴・保護材で家と人を守ります。 - 段取り力で短期間
人手と車両をそろえ、一筆書きの動線で作業。ご家族なら何週間もかかる量を1~数日で終えられることがあります。 - 静かで目立たない運び方
無地に近い車・控えめな服装、音の出にくい機材で周囲への刺激を少なく。集合住宅は使用時間のルールを守ります。 - 探し物が見つかりやすい
優先リスト(通帳・印鑑・鍵・権利証・写真など)を共有し、発見時はその場で連絡。 - 迷う品の出し先が明確
家電リサイクル対象、PC、危険物、粗大品など、適切なルートに迷いません。 - 記録が残る
立ち会えなくても、前後写真+簡潔な報告で把握できます。遠方のご家族にも安心。 - メンタル負担の軽減
思い出の品に手が止まるのは自然なこと。判定はご家族、運搬は業者に分けると心の疲れが少なく済みます。
3. 「自分でやるメリット」5つ(費用と納得感)
- 費用を抑えられる
ご家族で箱詰めや分類を先に進めれば、業者の稼働が減り、総額が下がりやすい。 - 納得して選べる
写真や手紙を時間をかけて確認できる。迷った物は「保留箱」に入れ、翌日あらためて判断。 - 家族の合意がとりやすい
「残す・保留・資源・処分」の基準を同じ紙に書くと、あとで揉めにくくなります。 - 片付けの順番を学べる
今後の暮らしに役立つ整理の型が身につきます。 - 部分的に頼める
小物は自分たち、重い物と搬出は業者という分担が可能。柔軟にコスト調整できます。
4. どちらを選ぶ?判断のめやす(すぐ決まるフローチャート)
- 期限が近い/遠方・多忙/重い家具が多い/通路が狭い
→ 業者中心が向いています。 - 時間に余裕/小物が中心/家族の人手がある
→ 自分中心+一部だけ業者が現実的。 - 迷ったら:まず家族で分類→業者が搬出のハイブリッドが失敗しにくい選び方です。
5. 費用を上げないコツ(How much の実践)
- 写真は「部屋の全景」「玄関~一番狭い曲がり角」を。
- 寸法は「玄関の幅」「階段orエレベーター情報」「一番大きい家具の厚み」。
- 箱の重さは目安15kg以下(本と食器は小箱)。
- 危険物は別袋:電池・スプレー・刃物・薬品・灯油。袋の外に大きく表示。
- 通路づくり:玄関~奥の部屋まで人が歩ける道を1本確保。
- 時間帯は人通りが少ない時間を選ぶと待機ロスが出にくい。
6. はじめの一歩:家族でできる「60分スターター」
準備:軍手・マスク、半透明45L袋、小さめ段ボール、太いペン、紙タオル
進め方(60分だけ)
- 危ない物だけ集める(電池・スプレー・刃物・割れガラス・薬品)→専用袋に入れ、袋に「キケン」と大書き。
- 通路を作る:玄関から奥へ、人がすれ違える幅を優先。
- 「残す箱」を1つ作る:通帳・印鑑・鍵・権利証・写真・腕時計をまとめ、箱の外に「残す」。
→ ここで終了してOK。無理をしないことが、結局いちばん早道です。
7. 業者に任せた場合の当日の流れ(見える形で)
- ご説明:責任者が名札を示し、当日の工程と終了時刻の目安を紙で共有。
- 家を守る準備:床・壁・ドアに保護材を当てます。
- 危険物の先処理:電池・刃物・スプレー等を専用容器へ。
- 分類と搬出:混ぜずに仕分け→運搬。重い物は持ち上げて回す運び方で家を傷めません。
- 仕上げ:スイッチや手すりの拭き上げ、必要に応じて簡易消臭。
- 確認:ビフォー/アフター写真と一緒に室内を歩いてチェック。鍵はご希望の方法で返却。
8. Q&A(よくあるご不安に事前回答)
Q. 立ち会えません。
A. 可能です。鍵の受け渡し方法(キーボックス等)を選べます。進行は写真・電話・オンラインでご報告。
Q. 近所に知られたくない。
A. 目立たない車・服装で伺い、人通りの少ない時間をご提案します。
Q. 料金が心配。
A. 合計と内訳、追加が出る条件を最初に文書でお渡しします。合意なく変更しません。
Q. 探し物に優先順位があります。
A. 優先リストを共有ください。見つけ次第、その場で連絡します。
9. 問い合わせに使える“伝え方”テンプレ
初回メッセージは、以下の4点だけでOKです。
- 写真2枚:①部屋の全景 ②玄関~一番狭い角
- 幅2か所:玄関の内寸/階段の幅 or エレベーターの有無
- 最大物の情報:いちばん大きい家具名とおおまかな大きさ
- 理想の時期:例「今月中」「平日午後希望」など
問い合わせ例(そのまま使えます)
件名:越谷市の実家片付け 相談
・写真2枚添付(部屋全景/玄関~角)
・玄関幅〇〇cm/階段幅〇〇cm(またはEVあり/なし)
・最大家具:和ダンス(高さ約180cm)
・希望時期:〇月中、平日午後
・探したい物:通帳・印鑑・権利証
以上、概算と最短の進め方をご提案ください。
10. まとめ——「越谷市の実家片付け」は、計画と分担でうまくいく
- 相談増加の今こそ、5W2Hで全体を整理。
- 業者に頼むメリット:安全・スピード・近隣配慮・記録・適正ルート・心の負担軽減。
- 自分でやるメリット:費用最適化・納得感・家族の合意形成・学び・部分依頼の柔軟さ。
- 迷ったらハイブリッド(家族が分類、業者が搬出・仕上げ)。
- まずは写真2枚+幅2か所+理想の時期をお送りください。最短の計画を、あなたのペースでご提案します。
「むずかしい」「恥ずかしい」と感じる必要はありません。
一歩ずつ。安全に、静かに、確実に。遺品整理ビーンズが伴走いたします。